漢方で女性ホルモンを整える

女性にとって大切な役割を果たしてくれる女性ホルモン。
「女性ホルモンを整える」といったフレーズをよく耳にしますが、では、女性ホルモンが整っていなかった場合は体にどんな不調をもたらすのでしょうか。
女性ホルモンが正しく作用することで、女性の生理サイクルが規則正しいものとなります。
そのため、女性ホルモンが不足してしまうと、月経不順や無月経症、そして生理前や生理中に様々な不調を感じるPMS(月経前症候群)などが引き起こされてしまいます。
また、排卵にも大きく影響するため、不妊症の原因にもなります。
また、更年期障害なども引き起こされ、近年では若い年齢層でも更年期障害になる人も多く、問題視されています。
私たちの体においてとても重要な役割を果たす女性ホルモンですが、とても些細なことで乱れたり、不足してしまったりします。
主な原因はストレスや不摂生です。仕事や対人関係などに問題があったり、緊張から解き放たれない状態が続いていると、体はストレスを受け、女性ホルモンの乱れの原因となります。また、不規則な睡眠、偏った食事、運動不足なども原因として挙げられます。
現代社会において、ストレスはつきものですし、常に規則正しい生活を送ることが出来ない環境に身を置いている方もいらっしゃることと思います。
では、どうすれば女性ホルモンを整えることが出来るのでしょうか。
おすすめしたいのが、漢方薬です。
女性ホルモンの乱れによる女性特有の症状があった場合によく処方されるのが「当帰芍薬散」という漢方薬です。
当帰芍薬散には血行を促進し、体を温め、ホルモンのバランスを正常に整える効能があります。
不妊治療においてもよく用いられ、生理不順や生理痛などの様々な症状を緩和してくれます。
漢方は薬に比べて効き方が穏やかなので、即効性は求められませんが、副作用は少なく安心できます。
ゆっくりと体質改善をしていきたいな、という方にとてもお勧めです。

女性ホルモンによる不調はとても辛いものです。しかし、このためになかなか学校や仕事を休むというのは難しいのが現代社会です。
しかし、無理はせず、できることからゆっくりと自分の体を労わってあげることも大切です。
これが、一番の女性ホルモンのバランス改善への近道かもしれません。